熱源(2025年1月)

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いいことだ。やることがあるってのは生きてる証拠だ。

私もこんな選択を迫られる日が来るとは思っていなかった。だが故郷を取り戻したら必ず、この島に帰ってくる。私が生き直すための熱をくれた、私にとって第二の故郷に。チェフサンマに詫びるのは、その時だ。詰られるのも殴られるのも、その時だ。そう言っていたと伝えて欲しい。

この小説を読んで、
熱源、タイトルにもある通り、昔生きた人の熱い熱を感じる話だった。
バカで弱い奴は死んでしまう
という思い込み、道は自分で見つけるもの
文明に潰されず、呑み込まれず、しかし、その叡智は身につけて、自分の行くべき道を選びとる。アイヌを滅びゆく民とと呼び、組み敷かれる者たちととらえるその考え方に熱を持って抗おうとする。
ピウスツキはそれを摂理と戦うと呼ぶ。
弱気は食われるというのが人の世界の摂理であれば人が変えられるものだと、
2人の男は自分たちの生きる厳しい氷の世界を熱源に変えようとする

とてつもなく、かっこいい。

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